一部海外で注目されているコロイドヨード療法。
日本ではまだまだその治療をおこなっているクリニックは少ないですが、実際に治療を受けている方もいます。
内服が一般的とされているコロイドヨード療法ですが、ほかにもいくつかの治療法があるようです。
そのいくつかあるコロイドヨード療法の際におこなわれる治療法にはいったいどのようなものがあるのか、ご紹介しましょう。
コロイドヨードの治療法1:点滴
コロイドヨード療法の治療法として代表的なものに点滴治療があります。
コロイドヨード注射・点滴液を点滴で体内に投与し、効果を期待するものです。
適応される病気は全身がんや脳血管障害の方など。
医師が適していると判断した場合、本人が希望した場合、経口での投与が難しい場合に点滴治療がおこなわれます。
コロイドヨードの治療法2:内服
コロイドヨード療法の基本的な治療法とされているのが、内服による治療です。
り患している病気に対して投与される場合は飲用のコロイドヨードの原液を用います。
また、病気の予防など健康維持のために投与する場合はコロイドヨードの希釈液を用いることがあります。
希釈液を飲むことで、がんの再発予防が期待できるのではないかと考えられているそうです。
コロイドヨードの治療法3:吸入
吸入器を使用して、薬剤を吸入します。
ネブライザーにての使用を推奨されるものです。
コロイドヨードを霧状にして吸入することができるので、肺疾患などの呼吸器疾患の際に適応されます。
コロイドヨードの治療法4:点眼薬
コロイドヨードには点眼薬もあります。
眼科疾患全般に対して用いられるものです。
また、ドライアイや緑内障、飛蚊症などの予防に対しても使用されます。
コロイドヨードの治療法5:クリーム
コロイドヨード療法には、外用薬もあります。
アレルギー皮膚炎や乾癬、蕁麻疹などの皮膚疾患全般のほかに、外傷や熱傷の治療でも使われます。
疾患や傷がある皮膚表面に直接塗るものです。
まとめ
コロイドヨード療法はがんのほか、脳血管障害や気管支喘息、アレルギー性疾患などより身近な病気に対してもその効果が期待される療法です。
飲むことができるのであれば内服で、それが難しければ点滴でなど治療法もさまざま。
どのような方法でコロイドヨードを使用していくかは担当の医師との相談のうえで決定されますが、自分に合った使用法をみつけることがコロイドヨードの効果を発揮させることにつながるのではないでしょうか?