コロイドヨードのエビデンス、論文について

コロイドヨードにはエビデンスがあるのかということが話題になることがあります。また、がん治療などにコロイドヨード療法を取り入れようと思っている方、すでに取り入れている方には最大の関心事でもあります。

そのコロイドヨードのエビデンスについてご紹介します。

エビデンスとは?

エビデンスとは、証拠や検証結果を表す外来の日本語です。特に医学の分野ではがんならがんの治療法として有効であることを示す検証結果・臨床結果を指します。「コロイドヨード療法にはエビデンスがある」と言う表現は「コロイドヨード療法には科学的な根拠がある」ということを指しているのです。

エビデンスを知ることの意味とは?

医学の分野で治療を受けようとするとき、エビデンスを気にする方はたくさんいます。自分が受けている治療、または受けようとしている治療でどのような効果があがっているのか?どのような治療でどのくらいの人が良い結果を得ているのかを知り、それを治療方法を選択する場合の材料にできるからです。

コロイドヨード療法のエビデンス

コロイドヨード療法はがんの代替療法と呼ばれています。がんの治療法として知られているのが、手術・抗がん剤・放射線治療です。そしてコロイドヨード療法はこれらの代わりになり得る治療法とされているのです。

この代替療法であるコロイドヨード療法には多くのエビデンスがあるわけではありません。ただし、コロイドヨード療法が安全であるという研究結果やがんやウィルス性の疾患に有効であるとする研究結果もあります。

また、病院での治療では実際に癌の治療で効果が見られたという報告が多数あることは事実です。

コロイドヨード療法は副作用が少ない代替療法

コロイドヨード療法はエビデンスが少ない代替療法ですが、そのコロイドヨード療法を取り入れている医師は日本にもいらっしゃいます。

一部の医師ではありますが、コロイドヨードががん細胞に選択的に働くことや、耐性がないことに魅力を感じ、副作用が少ない治療法として使用していることもまた重要だと考えているようです。代替療法とはいえ、抗がん剤などの治療と並行しておこなうことができる療法であることも取り入れられる理由の1つです。

まとめ

コロイドヨード療法のエビデンスは決して多いとはいえません。しかしながら、コロイドヨード療法を支持している医師がいることも確かです。がん治療で手術・抗がん剤・放射線治療以外の代替療法を探している方は、コロイドヨード療法を治療法の1つとして考慮してみてはいかがでしょうか?

コロイドヨード治療を受けたい方はこちら(全国の病院一覧)

まだまだコロイドヨード療法を行っている病院が少ないのが実情ですが、そんな中でもコロイドヨード療法をおこなっている全国のクリニックを一覧でまとめました。

コロイドヨード療法は内服でも行うことができ、病院によっては遠方の方でも内服液を郵送してくれる場合もあります。遠方だとしても気になったクリニックに一度問い合わせてみることをおすすめします。