がんやウィルス性の疾患であるエイズ、緑内障などの眼科疾患などいろいろな病気に対して使用されるコロイドヨード。日本では認知度が低く、効果についてもあまり情報がありません。
コロイドヨード療法にはどのような効果があるのかご紹介します。
コロイドヨード療法が使用される疾患
コロイドヨード療法では点滴、内服、吸引、点眼、外用薬が使用されています。症状によって、どのコロイドヨード製剤を使うかは異なります。例えば緑内障など目の症状には点眼薬を、皮膚疾患にはクリーム状の外用薬を使用します。
コロイドヨードは内服するのが基本だと考えている医師もいますが、吐き気があるなど飲用できない場合や末期がんなど治療効果が急がれる方の治療には点滴をと患者さんの状態によって異なる治療法が選択されることがあります。
コロイドヨード製剤は、全身性のがん、血管障害やてんかんなどの脳疾患、自己免疫疾患、糖尿病や腎臓病。そのほかアトピーややけど、飛蚊症、ドライアイの治療に使われます。
コロイドヨードの副作用(好転反応)
- 発熱、体温上昇:0.5~1度上昇
- 皮膚の発疹
- 病巣や転移リンパ節の痛み
- 腫瘍マーカーの一時的な上昇
これらは副作用と言われることもありますが、一種の好転反応になります。
コロイドヨードを使用すると体温があがるといわれています。0.5度から1度ほどあがる方がいます。排毒反応だと考えられている皮膚の発疹は比較的多くの人にみられるといわれているそうです。またリンパのはれや痛みといった反応もでることがあります。
痛みはがんがある場所でおこるとされ、がんが死滅する際の反応だと考えられています。
コロイドヨードの効果
コロイドヨードは新陳代謝を著しく活性化し免疫力を高めてくれます。免疫力を高めることで自然治癒力を高めるとされています。また体内の有害細胞とくっつき体外へと排出する働きもあります。デトックス効果です。それと同時に正常化細胞を活性化し、副作用も少ない状態で身体の機能を高めてくれると考えられています。
またコロイドヨードは予防にも効果が期待さるものです。脳の血流をあげることで認知症を予防できるといわれます。また、がんの再発予防のために用いられることもあります。
まとめ
日本では特に、その具体的な効果を知ることが難しいコロイドヨード療法。ただ情報が少ないながらもインターネットでは、がんや脳血管障害に対する効果が示されている研究機関の資料を見ることができます。また、一般の方の実体験からその効果を知ることができるような書き込みなどもあります。有害細胞を体外へ排出してくれる効果があるとされているコロイドヨード療法をがんなどの治療に取り入れてみてはいかがでしょうか?